MEDICAL
診療案内睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来
本来の「冴えた毎日」を取り戻し、感情のムラを減らすために
多くの方が、夜間の大きないびきや日中に感じる強い眠気、倦怠感を「単なる寝不足」や「年齢による疲れ」として見過ごしがちです。しかし、その正体は、睡眠中に何度も呼吸が止まったり浅くなったりすることで、体が繰り返し酸素欠乏状態に陥る「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」かもしれません。

1. 「慣れ」の中に隠れた、生活の質の低下
SASの本当の怖さは、「集中力が続かない」「常に頭が重い」「やる気が出ない」といった状態に体が慣れてしまい、それが自分の“当たり前”になってしまうことにあります。
- 仕事や家事でミスが増えた
- 大事な場面でついウトウトしてしまう
- 以前に比べて、趣味や外出を楽しむ活力が湧かない
これらは決して性格や気合の問題ではなく、脳と体が睡眠中に「全力疾走」を強いられ、悲鳴を上げているサインです。知らず知らずのうちに、あなたの本来のパフォーマンスや日々の輝きが損なわれている可能性があります。
2. 未来の健康を守る「鍵」は、早期の気づきにあります
当院は、咳や息切れといった日常的な症状から、患者様が抱える呼吸の不安まで、その根本的な解消を目指しています。
睡眠時無呼吸症候群は、放っておくと徐々に進行し、日々の生活に支障をきたすだけでなく、高血圧や心疾患、脳卒中といった命に関わる深刻な健康リスクを長期的に引き起こします。 だからこそ、早期に適切な診断と治療を始めることが、患者様が本来持つ健康と安心を取り戻すための「鍵」となります。
3. 「スッキリとした目覚め」を、もう一度
適切な治療を始めた多くの患者様が、「朝、こんなにスッキリ起きられるなんて」「日中の頭の冴えが全然違う」と、その変化に驚かれます。治療は、病気を治すだけでなく、あなたの「生活の質」を底上げするためのものです。
「ただのいびき」と放置せず、下記のような症状に心当たりがある場合は、健康維持のために専門的な検査を早期に受けることを強く推奨いたします。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な自覚症状と放置によるリスク
| 日中の主な症状 | 夜間の主な症状 | 放置した場合の長期リスク |
|---|---|---|
| 強い眠気、倦怠感、集中力の低下 | 大きないびき、呼吸の停止 | 高血圧症、糖尿病、脂質異常症 |
| 起床時の頭重感 | 夜間頻尿 | 心筋梗塞、脳卒中、認知症のリスク上昇 |
睡眠時無呼吸症候群(SAS)を放置し、無呼吸による頻繁な低酸素状態が続くと、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の併発リスクが大幅に高まります。さらに、心筋梗塞や脳卒中といった重篤な心血管疾患の発症リスクも上昇することが知られています。これらのリスクを予防し、健常者と変わらない安心できる日常生活を送るためにも、睡眠に関する不安は健康なうちに専門家にご相談ください。
当院が選ばれる理由
当院は、長引く咳や息切れといった呼吸器症状の根本的な改善に特化した診療体制を整えており、特に睡眠時無呼吸症候群(SAS)のような睡眠に伴う呼吸器疾患に対しても専門性の高いアプローチで確かな診断と治療を目指します。
呼吸器疾患に特化した総合的な診断力
当院では、呼吸器外科領域で培ってきた高度な専門性を、内科的な知見と組み合わせることで、質の高い診療を提供しています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療においては、呼吸器の構造を深く理解する専門的な視点と、高血圧や糖尿病などの全身状態を管理する内科的視点の両方からアプローチすることが強みです。これにより、患者様の呼吸器の状態や全身の健康を総合的に判断し、最適な治療を見つけます。
複雑な症状を持つ患者様に対しても、この総合的な診断力に基づき、一人ひとりに合わせた細やかな睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療計画をご提案し、根本的な改善をサポートします。
呼吸器疾患全般を考慮した充実の検査体制と予防医療
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状は、喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)など、他の呼吸器疾患と類似したり合併したりすることがあります。当院では、院内で迅速かつ詳細な呼吸機能検査に対応しており、睡眠時無呼吸症候群(SAS)以外の呼吸器疾患が合併していないかを正確に評価し、正確な診断に基づいた適切な治療方針を早期に決定します。
当院は、治療後の長期的な健康維持に重点を置いています。睡眠時無呼吸症候群(SAS)はメタボリックシンドロームとの関連も深いため、単にCPAP装置の導入を行うだけでなく、長期的な健康維持と改善をサポートします。
- 継続的な健康を支えるサポート:
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療の鍵となるCPAP療法導入後のフォローアップや、在宅酸素療法などの専門的な治療相談にも対応します。
- 生活指導、予防医療に力を入れ、インフルエンザワクチンをはじめとする各種ワクチン接種にも対応しています。
- 食事、運動、睡眠など、日常の具体的な生活習慣に関するアドバイスを提供し、生活習慣のケアと改善をサポートします。
- 禁煙外来にも対応しており、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の悪化要因となる喫煙習慣についても総合的な健康サポートを提供します。
診療の流れ:睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査と治療
丁寧な問診と診断
初診時には、患者様が抱える真の苦しみや、日常生活上の制限を深く理解するため、症状だけでなく、生活背景に関する丁寧な聴取を重視します。専門的な内容も、患者様が十分に理解できるよう、わかりやすい言葉で丁寧に説明いたします。治療方針は、選択肢を提示した上で、患者様と医師が一緒に最適な治療法を選択するプロセスを大切にしています。
睡眠検査と治療方針の決定
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断は、主に自宅で測定可能な睡眠時無呼吸の簡易検査から始まります。この検査により、睡眠中の呼吸停止や酸素低下の程度を評価します。検査結果に基づき、患者様の重症度やライフスタイルに合わせた治療計画を立案します。標準的な治療法から高度な治療法まで、柔軟に対応できる体制を整えています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な治療法
| 治療法 | 概要 | 当院での対応 |
|---|---|---|
| CPAP(シーパップ)療法 | 睡眠中にマスクを通じて一定の圧力の空気を送り、気道を確保する | 治療の第一選択肢として導入から継続的な管理を実施 |
| マウスピース(OA:口腔内装置) | 舌の落ち込みが抑えられ、喉の奥の空気の通り道が広がります。身軽に始められる治療法です。 | 提携歯科医院と連携して作成します。 【適応の制限】歯が少ない方や顎関節症がある方、また重症すぎる方には効果が不十分な場合があります。 |
| 生活習慣の改善 | 体重管理、禁煙、飲酒制限など | 治療効果を高めるため、生活習慣に関する具体的なアドバイスを提供 |
CPAP療法は睡眠時無呼吸症候群(SAS)に対して有効な第一選択肢ですが、人によっては使用時の不快感を持つことがあります。そのため、当院では、CPAPが合わない場合や特定の呼吸パターンを持つ患者様に対して、マウスピース(OA)など他の選択肢も考慮した柔軟な治療の調整が可能です。治療機器の導入だけでなく、減量指導や生活習慣の改善を並行することで、より効果的で持続可能な健康回復をサポートします。
継続的な健康を支える、通いやすい環境の整備
睡眠時無呼吸症候群(SAS)治療の成功には、治療の継続が不可欠です。体調が優れない時や、多忙な生活の中でも、ストレスなく治療を続けられる環境を整えています。
受診しやすい環境整備と利便性の追求
- 駅直結の便利な立地: 辻堂駅前というアクセスに優れた立地であり、通勤・通学の途中や、お仕事の合間にもスムーズに通院いただけます。
- Web予約システム: 待ち時間を極力減らし、体調が優れない時でもスムーズに受診できるよう、Web予約システムを導入しています。