MEDICAL

診療案内

メディカルダイエット外来

なぜダイエットに「医療」が必要なのか?

なぜダイエットに「医療」が必要なのか

ダイエットが続かないのは、決して「意思が弱いから」ではありません。 

「頑張っているのに結果が出ない」「食事制限をするとすぐリバウンドしてしまう」

そんな悩みは、多くの方が経験されるごく自然なことです。

実際、食欲や体重は“気合”だけでコントロールできるものではなく、脳・ホルモン・代謝といった「体の仕組み」そのものが強く影響しています。さらに、仕事や家事、育児、会食など、現代の日常では生活習慣を自分一人で完全に管理すること自体が非常に難しくなっています。

肥満は「万病のもと」と言われるように、糖尿病・高血圧・脂質異常症といった生活習慣病だけでなく、当院が専門とする呼吸器疾患(慢性的な咳・息切れ・睡眠時無呼吸)にも深く関わります。

だからこそ、医学の力で体の仕組みにアプローチし、健康を守るためのダイエットが必要だと当院は考えています。

当院のメディカルダイエットは

  •  無理な我慢を強いるものではなく
  •  あなたの努力を“医学で後押しする”ための治療です。

最初の「とっかかり」として痩せやすい状態をつくり、さらに「維持」という難しい部分も医療がサポートします。

当院のメディカルダイエットの特徴

特徴1:内科・呼吸器内科の総合診療に基づく、徹底した体調管理と生活習慣ケア

肥満は生活習慣病をはじめ、呼吸機能にも大きな影響を与えます。当院では、体重の変化が全身のどこに、どのように負担をかけるのかを深く理解したうえで、メディカルダイエットを“総合的な健康管理”として位置づけています。

  • 詳細なヒアリング: 初診では、既往歴・現在の薬・生活リズム・睡眠・呼吸状態まで丁寧に確認します。
  • 呼吸器の評価: 呼吸器内科として、息切れ・咳・睡眠時無呼吸などの影響も併せて評価します。
  • 生活に寄り添う提案: 患者様の生活背景(仕事・付き合い・家庭)を踏まえ、無理のない計画をご提案します。

特徴2:科学的根拠に基づいた治療法だけを提供

当院で行う治療は、すべて医学的根拠に基づいたものです。メインとなる「GLP-1受容体作動薬」は、体内のホルモン作用を応用し、以下のメカニズムで自然に食事量を減らせる状態をつくります。

  • 脳の食欲中枢に働き、満腹感を高める
  • 胃の動きを調整して食べ過ぎを防ぐ

薬だけに依存するのではなく、食事・運動・睡眠といった生活習慣の調整も組み合わせ、続けやすいダイエットをサポートします。

特徴3:リバウンドを防ぎ、健康寿命を延ばす “未来への伴走”

当院が目指すのは、体重を減らすことそのものではなく、患者様の「健康寿命を延ばす」ことです。薬で食習慣をリセットした後こそ、いかにリバウンドを防ぎ、健康を維持するかが重要です。

  • 外食・会食でのメニュー選びのコツ
  • 運動が苦手な方でも続く“生活の中の活動量アップ”
  • 睡眠の質の改善
  • 呼吸器疾患や生活習慣病との関連を踏まえた長期フォロー

治療後も継続的に寄り添う“伴走型医療”を大切にしています。

治療法のご紹介

患者様の状態やライフスタイルに合わせて、主に以下の薬物療法をご提案します。

1. GLP-1受容体作動薬(食欲抑制・満腹感維持)

  • リベルサス(内服薬): 1日1回の服用。注射が苦手な方でも取り組みやすいタイプです。
  • マンジャロ(注射薬): GLP-1に加え、GIPというホルモンにも作用。より高い減量効果が期待される週1回の注射です。
  • オゼンピック / ウゴービ(注射薬):週1回の自己注射。世界的に広く使われているセマグルチド製剤です。

2. 脂肪吸収抑制剤(脂質カット)

  • ゼニカル / オルリファスト(内服薬):食事の中の脂質の約30%を吸収せずに便として排出します。脂っこい食事が好きな方に適しています。

期待される効果

  • ストレスの少ない食欲抑制:脳への満腹信号により、空腹感を自然に抑えられます。
  • 満腹感の持続: 胃の排出を遅らせる作用により、食後の満腹感が長く続き、間食を抑えられます。
  • 脂質摂取のカット: 摂取した脂質の一部を体内に取り込まずに排出するため、摂取カロリーを物理的に削減できます。

副作用・リスクについて

副作用の種類具体的な症状と特徴当院での対処法
一般的な副作用吐き気、嘔吐、胃部不快感、食欲不振、下痢、頭痛、倦怠感。ゼニカル等では油っぽい排便、おならの際の油漏れ。多くは体が慣れるにつれて治まります。症状が強い場合は、医師が用量の調整や、特有の対策(パッドの使用等)をアドバイスします。
重篤な副作用頻度は稀ですが、急性膵炎、胆嚢炎、腸閉塞などが報告されています。丁寧な問診と検査による適応判断を徹底し、万が一の兆候には迅速かつ適切に対応します。
禁忌事項妊娠中または2か月以内に妊娠予定の方、未成年、60歳以上の方などは受けられません。治療開始前の詳細な問診により、該当しないかを厳重にチェックします。

料金について

※本治療は、公的医療保険の適用外となる全額自費診療となります。

項目内容留意事項
リベルサス(内服)3mg(30錠)通常3mgから開始し、増量します。
7mg(30錠)
マンジャロ(注射)2.5mg(4回分)週1回。段階的に増量する場合があります。
5mg(4回分)
オゼンピック(注射)2mg(1本/月相当)使用量(0.25mg〜)により調整。
ウゴービ(注射)各容量肥満症適応の最新薬。詳細は診察時に。
ゼニカル/オルリファスト1錠スポット使用も可能です。
1箱(42錠〜)まとめての処方も承ります。
初診料 / 再診料診察・カウンセリング安全管理のための診察料です。
検査血液検査等必要に応じて実施します。

診察の流れ

当院では、土曜・日曜の診療にも対応しており、お仕事で忙しい方も安心して受診いただけます。

  1. ご予約(Web/電話): スムーズな診療のためWeb予約をご活用ください。
  2. 初診・詳細な問診: 医師が既往歴、健康状態、目標などを丁寧に伺います。
  3. 検査・適応判断: 安全確保のため、必要に応じて血液検査等を行います。
  4. 治療計画の説明: 治療法、費用、副作用、リスクについて十分にご説明し、ご納得いただきます。
  5. 治療開始: 薬剤の処方とともに、服薬・使用方法を詳細に指導します。
  6. フォローアップ: 定期的な再診で効果と副作用を確認し、継続的にサポートします。

よくあるご質問 (FAQ)

Q1. メディカルダイエットでどれくらい痩せられますか? 

A. 効果には個人差がありますが、GLP-1受容体作動薬で自然に食事量を減らし、ゼニカル等で脂質をカットすることで、無理のない持続的な減量を目指します。

Q2. 薬によって効果はどう違いますか?

 A. GLP-1(リベルサス等)は「食欲そのものを抑える」効果が中心です。ゼニカル等は「食べた物の脂肪分を吸収させない」効果です。これらを組み合わせることで、より効率的な減量が可能です。

Q3. 副作用が出た場合、どうすれば良いですか?

 A. 初期には消化器症状が出やすいですが、多くは数日で軽減します。ゼニカル使用時のコツなども事前にお伝えします。症状が強い場合はすぐに医師にご相談ください。

Q4. 治療期間はどれくらいを目安にすれば良いですか?

 A. 食習慣をリセットし、リバウンドしにくい体質を作るため、数ヶ月から1年程度の継続を推奨しています。

Q5. リバウンドの可能性はありますか?

 A. 薬を急にやめて以前の食生活に戻るとリスクは高まります。当院では治療中から生活習慣のアドバイスを行い、薬に頼り切らない習慣作りをサポートします。

ダイエットは「一人で戦うもの」ではありません

「運動の時間が確保できない、食事制限が続かない、環境的に難しい」

そうした悩みを抱えて当然の時代です。 だからこそ、医療の力をうまく活用することは、とても合理的で自然な選択肢です。当院は、「あなたらしく、無理なく、長く健康でいられる未来」を一緒につくっていきます。 お悩みの方は、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。